豆知識
キッチンの種類はどんなものがあるの?違いと使いやすさをご紹介
2024.10.14 Mon
- Category
- 豆知識
目次
キッチンとひと言で言っても、レイアウトの種類はたくさんあります。新築や、リフォームの際、種類の多さに驚かれた方も多いのでは?
キッチンは家族の暮らしを支える大切な場所。だからこそ、妥協せずに選びたいですよね。
この記事ではキッチンの種類やそれぞれの使いやすさについて詳しく解説していきます!ぜひ家づくりの参考にしてくださいね。
キッチンの種類1:【アイランドキッチン】利便性とデザイン性が魅力
アイランドキッチンとは、キッチンの中央に独立した作業台(アイランド)をレイアウトしたキッチンのこと。
オープンな開放感と、周囲をぐるりと回遊できる家事動線が魅力です。
凹凸のないフラットなカウンターはお部屋をスタイリッシュに見せてくれます。
また、リビングやダイニングとの一体感が抜群なので、家族や友達とコミュニケーションを取りながら料理を楽しむことができるのも嬉しいポイント。
カウンターに椅子を設置すれば、飲食店のような雰囲気を楽しむこともできますよ。
デメリットは部屋に汚れや臭いが広がりやすいこと。
換気のシステムや、汚れが落ちやすい材質を選ぶなどの工夫があるとよさそうです。
キッチンの種類2:【ペニンシュラキッチン】限られたスペースを有効活用
ペニンシュラが半島を意味するとおり、キッチンの左右どちらかが壁にくっついているキッチンをペニンシュラキッチンといいます。
片側が壁にくっついているため、アイランドキッチンに比べ、省スペースで設置できるのがメリットです。
こちらもアイランドキッチン同様、家族の存在を感じながら料理をすることができます。
また、ペニンシュラキッチンはオープンタイプとセミオープンタイプに分かれています。
セミオープンタイプは、カウンターとダイニングの間に腰高の壁が設置されているものや、コンロとダイニングの間に壁があるタイプなどがあります。
散らかりやすい手元を隠したり、家族やゲストの目を気にせず料理をしたい、という人にはセミオープンタイプがおススメです。
キッチンの種類3:【L型キッチン】効率よく料理したい。コンパクトな家事動線が魅力
シンクとコンロがL字型に配置されたキッチンのことを、L型キッチンといいます。
最大のメリットは、限られた空間で効率よく調理ができること。
シンクとコンロまでの距離が最小限になるため、コンパクトな動線が叶います。
また、ワークトップが広くなるのもL型キッチンの利点です。
作業のしやすさを優先する人にはぜひおすすめしたいキッチンのひとつです。
デメリットはコーナーにデッドスペースが発生しやすいこと。ワークトップやワークトップ下の収納のコーナーの収納に工夫が必要です。
キッチンの種類4:【U型キッチン】のびのび料理ができる!料理好きの憧れキッチン
U型キッチンとは、コの字型にレイアウトされたキッチンのことを指します。
シンク、コンロ、作業台のすべてが近く、調理がしやすいのが最大のメリットです。
ワークトップの広さも十分にあるため、毎日の料理を思い切り楽しみたい人におススメです。また、十分な収納力を備えているのもU型キッチンの特徴です。器や調理器具をたくさん所有したい、なんて人にもおススメしたいキッチンです。
デメリットは、設置に十分なスペースが必要なことや、費用が高額になりやすいことが挙げられます。
キッチンの種類5:【Ⅱ型キッチン】料理の時間も楽しみたい。誰かと料理をするなら
シンクとコンロが並行してふたつに分かれているのがⅡ型キッチンの特徴です。
一見すると使いにくそうにも見えますが、横並びのタイプに比べ、シンクとコンロ間の移動距離が少なく、優れた家事動線が叶います。
また、省スペースで設置ができると同時に、作業台が2カ所に分かれるため、作業スペースを広く確保できるのもメリットです。
家族やゲストと一緒に料理を楽しみたい人にはおススメのキッチンです。
デメリットは、シンクとコンロの間に通路があるため、水気のあるものを調理する際に床が濡れやすいこと。床材を濡れてもいい材質にするなどの工夫をすると安心ですね。
キッチンの種類6:【I 型キッチン】スペースを有効活用!
I型キッチンとは、シンク、作業台、コンロがすべて一直線にレイアウトされたキッチンのこと。
一般的には壁付けされたタイプをI型キッチンと呼ぶことが多いようです。
壁付けされていることで、リビングダイニングを広く活用することができるのが最大のメリットです。また、他のキッチンに比べ費用を抑えやすいという利点もあります。
リビングやダイニングの広さを重視したい、また、家族の目を気にせず集中して料理したい、という人におススメしたいキッチンです。
また、キッチンに十分な壁があることから、オープンラックや吊るす収納を楽しむことができます。コレクションのようにキッチン収納を楽しみたい人にも検討してほしいキッチンのひとつです。
デメリットは、キッチンがリビングダイニングから丸見えになりやすいこと。
キッチンをあまり見られたくないという人は選ばない方がよさそうです。
この記事のまとめ
暮らしに合ったキッチンを賢く選びましょう
この記事では6種類のキッチンを紹介しました。
お気に入りのキッチンは見つかりましたか?同じタイプでもデザインやサイズ、レイアウト次第でキッチンは大きく変わります。
料理のスタイル、誰と料理をするのか、来客の頻度、予算、スペースなど、暮らしを振り返りながら自分たちにぴったりのキッチンを見つけてくださいね。