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【電気代を抑える方法】今すぐできる節電術
2024.10.17 Thu
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固定費の中でも大きな割合を占める光熱費。その中でもっとも大きいのが電気代、というご家庭も多いと思います。
年々、燃料費が上がって電気代もうなぎ上り……少しでも電気代を抑えて節約ができたら嬉しいですよね。
この記事では、今すぐ取り入れることができる電気代の節約術について解説していきます。
家電の使い方や、生活習慣の見直しなど、すぐに始めることができる電気を抑える方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
電気代を抑える方法1:家電製品の選び方と使い方をひと工夫
省エネ性能に注目して家電を選ぶ
もし家電の買い替えを検討しているものがあれば、スペックだけでなく省エネ性能に注目してみてください。
家電は年々、省エネ性能がアップしているのでその中でも省エネ効率の高いものを選べば大幅に電気代を抑えることができます。
節約のつもりで古い家電を使い続けることがかえって電気代がかさんで損をしている、なんてことも。
家電の買い替え予定がない方は、まずは電球をLEDに変えるだけでも省エネになりますよ。
使用しないときは電源を切る
電気を抑える方法として、よく耳にする待機電力の削減。家電は使用していないときでも待機電力がかかっています。
分かっていてもついつい主電源はつけっぱなしになってしまいますよね。面倒だと感じる方は、まずは、待機電力がかかりやすい機器から始めるのはいかがですか?
例えば、テレビやパソコン、電子レンジなど、待機電力がかかりやすい家電です。夜寝る前、家を出るとき、の習慣にして、待機電力の削減に取り組んでみましょう。一括で電源を切ることができるテーブルタップを利用するのもおススメです。
省エネモード賢く活用
あまり知られていませんが、多くの大物家電には省エネモードが搭載されているんです。
冷蔵庫やエアコン、テレビなどの電気代がかかりやすい家電では、省エネモードを使うことで電気代を賢く抑えることができますよ。
テレビを例に挙げると、明るさを部屋の明るさに応じて自動で調整してくれたり、一定時間操作がないとオフにしてくれたり、と利便性も感じられそうです。
ぜひ説明書をチェックして、取り入れてみてくださいね。
電気代を抑える方法2:電気の使い方を見直す
自然光を利用すれば一石二鳥
昼間の太陽の光は室内灯よりはるかに明るいもの。
日中はカーテンを開けて自然光を取り込むことで、照明をつける時間をぐんと減らすことができますよ。
朝起きたらカーテンを開ける習慣を付けると体内時計をリセットすることもでき、一石二鳥です。日当たりのいい部屋ではなるべく自然光で過ごし、上手に電気代を抑えましょう。
手軽な断熱対策でエアコン代を節約
実は、家の断熱性能をアップさせる便利グッズはたくさん!
窓に貼る断熱シートや、隙間風を遮断できるテープなど、お手軽な値段で手に入れることができますよ。家の断熱性能を高めることで、エアコンやヒーターの使用を控えることができるので、電気代の削減に繋がります。
また、カーテンを厚手のものに変えるだけでも保温効果が高まります。カーテンの交換を考えている方は、厚手のものを検討してみるのもよさそうです。
タイマー機能を活用して無駄な電力を削減
多くの家電に搭載されているタイマー機能。あまり利用したことがないという人も多いかもしれません。ですが、このタイマー機能、実は電気代の節約にとっても便利なんです。
炊飯器や洗濯乾燥機など電力を使う家電の稼働を電気代が安い深夜に設定することで、大幅な電気代の削減につながります。
また、消し忘れが多い照明も普段の外出時に合わせてオフタイマーを設定すれば、うっかり消し忘れたときも電気代の心配をしなくてすみますよ。
電気代を抑える方法3:家電のメンテナンスと設備の見直し
定期的なメンテナンスをお忘れなく
ついつい後回しになってしまう家電のメンテナンス。ですが、定期的なメンテナンスを行うことで、家電のケアになるだけでなく、電気代の節約にも繋がるんです。
例えば、基本的なところではエアコンのフィルター掃除が挙げられます。エアコンのフィルターを掃除することで冷暖房効率はぐんと上がります。
エアコン以外にもフィルターが搭載されている加湿器や除湿器、冷蔵庫なども、フィルターの点検をしてみてくださいね。埃が溜まっていると稼働効率が下がっているはず。
こまめなお手入れで賢く電気代を抑えましょう。
スマートメーターを活用する
スマートメーターをご存じですか?
電気の消費量をリアルタイムで可視化できる便利な電力メーターです。もし自宅にスマートメーターがある場合はこまめにチェックすることで消費電力が分かりやすくなりますよ。
無駄な電力消費に気づくと節電意識も高まります。
テーブルタップで一括オフ
オンオフの切り替えスイッチがついた節電タップを上手に利用すると、電気の無駄な使いすぎを防ぐことができます。ついついテレビや照明は消すのが面倒でダラダラつけっぱなしになりやすいもの。
特にパソコンなど周辺機器が多い家電は節電タップを使うことで、簡単に一括オフができるのでおススメです。
使用の際はタコ足配線や埃による火災に気を付けてくださいね。
電気代を抑える方法4:基本のき。生活習慣を見直す
無駄な電力を見つける
知らず知らずのうちに習慣になっていることの中に、電気の無駄遣いがないかを考えてみませんか?
例えば、電気やテレビのつけっぱなし。使っていない部屋のエアコンや電気のつけっぱなしなど、一つひとつ暮らしを見直すと電気の無駄遣いが見えてくることも。
まずは1日、普段の「当たり前」の行動を見直してみてください。意外なところにある無駄遣いに気づけるかもしれません。
節電家族会議を開催する
家族がいる方は、家族みんなで節電について話し合ってみるのもおススメです。特に小さいお子さんがいる家庭では、環境問題について教えるきっかけにもなりますよ。
大人よりずっと柔軟な子どものほうが、がらりと行動を変えるなんてことも。子どもの変化をきっかけに大人も節電意識が高まるといいですよね。
電気代を抑える方法を家族でルールとして共有したり、家族でルールを共有したり、環境意識を高めたりすることが節電にも繋がります。
この記事のまとめ
家電の使い方や、生活習慣の見直して節電しよう
電気代を抑える方法は、今ある家電の使い方や、生活習慣を見直したりするだけで節電に大きな効果が得られるもの。
家電のメンテナンスや日光の取り込みなどは、節電だけでなく、生活習慣としても嬉しいメリットが感じられます。
無駄な電力を抑えることは節約に繋がるだけでなく、環境に優しい暮らしを叶えてくれます。
この記事で紹介した電気代を抑える方法の中からまずはできることから、家族でルールとして共有したり身近なところからスタートして、少しでも電気の無駄遣いを抑えましょう。