資金計画
家を建てるための初期費用はどのくらい必要?わかりやすく解説
2024.10.17 Thu
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家を建てる時、どうしても建物の本体価格や土地の価格にも目がいきがちですが、家を建てる時は購入費用以外にも、様々な初期費用がかかります。この記事では家づくりにかかる初期費用について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。
初期費用の種類について
初期費用1:頭金
多くの人が家を購入する際に住宅ローンを活用しますが、頭金とは購入する価格の一部を先払いして、住宅ローンの総額から差し引くために支払うものです。
頭金を多く支払うほど、支払い総額が減るため、金利負担を減らすことができます。しかし月々の支払い金額は上がりますが、頭金ゼロでも住宅ローンを組むことは可能です。
そして現在は超低金利です。家賃を払いながら、頭金を貯めて家を建てるよりは、超低金利の今のうちに建てる方がお得になる場合があります。
初期費用の頭金がないからと建築を先延ばしにしている方は、まずは家づくりの相談会に参加してみてください。
初期費用2:手付金
初期費用として手付金というものがありますが、手付金は物件を購入する意思を示すために支払うものです。
手付金は物件価格の5%〜10%が相場となります。土地の手付金の場合はこの土地を購入する意思表示と、売り主は他の人に売らないという意思合致のもと支払うもので、ほとんどが現金で用意する必要があります。
相場はあるものの厳密に金額が定められているわけではないので、用意できない場合は減額交渉やこちらの購入意思が強いと伝えることで、金額を下げてもらえる可能性もあります。
初期費用3:仲介手数料
不動産会社を通して物件を購入する際には、成功報酬として発生する手数料を支払わなくてはなりません。
こちらも初期費用として資金計画に組み込んで計算しておく必要がありますが、仲介手数料は必ずしもかかるものではありません。
例えば建売の住宅を購入する場合に、購入先が建売住宅を建築していない不動産会社の場合は仲介手数料がかかります。
しかし、建売住宅を建築した住宅会社から購入する場合は手数料がかかりません。
初期費用4:印紙税
印紙税とは課税文書に対して課税される税金です。契約書や領収書に印紙が貼ってあるのを見たことがある人も多いでしょう。
一定の金額を支払う場合、印紙を貼り消印することで納付されます。印紙代は契約書に書かれた金額によって、印紙税が異なります。
住宅を購入する場合、売買契約書、金銭消費貸借契約書(ローン契約書)、建築請負契約書など印紙税がかかります。
初期費用5:登記費用
家を建てたり、買ったりする場合に不動産を取得すると登記が必要となります。登記には「不動産の表示に関する登記」と「不動産の権利に関する登記」の2種類があります。
新築の場合
建物を特定するために建物表題登記が必要となります。建物表題登記は法律で義務化されているため、必ずその登記を登録しなければなりません。所有権保存登記も必要です。
不動産の表示に関する登記→建物表題登記
不動産の権利に関する登記→所有権保存登記
※また土地から買う場合は所有権移転登記も必要
中古住宅の場合
建物の所有権は他の人が持っているため、所有権移転登記が必要です。またその住宅を住宅ローンで購入する際は抵当権設定登記も必要となります。
不動産の表示に関する登記→所有権移転登記
不動産の権利に関する登記→抵当権設定登記
登記には登記手数料と登録免許税がかかり、これらは専門家に依頼するのが一般的で、その報酬も支払わなければなりません。
初期費用6:火災保険料
住宅ローンを組む際はどの火災保険に入るのかは自分で選べますが、保険の加入が必須となります。
火災保険の支払い方法も1年ごとに支払うこともできますが、長期一括契約で支払うと費用を抑えることができます。5年一括契約で10万円〜が相場です。
初期費用7:地鎮祭と挨拶回り
建築工事が始まる前に、神主さんに依頼し建築工事中の安全を祈願する儀式を地鎮祭といいます。全国的に浸透している風習です。
ほとんどの施工会社が全面的に段取りやお供えもを手配してくれることが多いため、費用としては神主さんに支払う謝礼の玉串料のみの場合が多く、地鎮祭費用は3~4万円でお願いします。
また、地鎮祭後はこれから工事が始まり、工事の音や振動、車の出入りも多くなるためお知らせと共に挨拶周りをするのが一般的です。
施主の挨拶周りは引越し後でも良いという考え方もありますが、施工会社には必ずトラブル防止のため挨拶回りは行ってもらいましょう。
この時粗品を渡すのであれば施主が用意することが多く、相場は1000円から2000円程度で準備し、土地や立地にもよりますが向かい・両隣・裏の家など、トータルで2〜3軒挨拶しておくのが良いでしょう。
初期費用8:引越し費用・家具家電購入費
建物が完成すれば、引っ越すための費用も必要です。
引越し費用も繁盛期などによって費用が異なり、荷物が多い場合や引越し先までの距離が離れている場合も費用が高くなるため、あらかじめ見積依頼や数社から相見積もりをとることで費用を抑えられます。
また新しい家では今の家具家電で使えるものと新たに購入が必要になるものがあるので、計画的に準備しておきましょう。
この記事のまとめ
どんな初期費用がかかるのかしっかりと把握し、事前準備を
家を建てるためには、家の本体価格や土地代以外にも様々な初期費用がかかります。現金で必要なものから、中には住宅ローンに組み込める初期費用もありますが、相場は建売住宅の場合で5%〜10%、注文住宅の場合で土地代と建物代を合計した10%〜12%が大まかな初期費用の目安となります。
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AQ HAUSではお客様が安心して家づくりを進めていくために、様々な初期費用についてしっかり説明すると共に、お客様一人一人に合わせた資金計画をご提案させていただきます。
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