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住宅メンテナンスが必要な理由は?大事なポイントもご紹介
2024.10.17 Thu
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人生の大きな買い物でもある、住宅。
いくら丈夫に感じる我が家でも、気がつけば見えないところにガタがきている、なんてことも少なくありません。
愛着ある我が家で長く快適に暮らすためには、定期的なメンテナンスは不可欠です。住宅のメンテナンスは、安全面でも見逃すことができません。
次第に進む老朽化に油断をしていると、思いもよらぬ危険が潜んでいた、なんてことも。
この記事では、住宅メンテナンスの必要性や、気を付けるポイントなどを詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてくださいね。
住宅メンテナンスが必要な理由
建物の寿命を延ばす
住宅は暮らしが長くなるほど確実に老朽化していくもの。ですが、適切なメンテナンスを行うことによって、ダメージは軽減されます。
特に、外壁や屋根などはダメージを受けている割に、一度家の中に入ってしまうと見えないため気が付きにくい部分です。10年程度を目安に業者に点検をお願いすると安心です。
定期的なメンテナンスを行い、建物の耐久性を維持しましょう。
修繕費用の増加を防ぐ
家の小さな不具合に目を瞑ったばかりに、気づけばダメージが大きくなって費用が膨大に、なんてことも。
そういったことを防ぐためにも、適切なメンテナンスを行いましょう。
小さな水漏れを放置しているうちに、床が腐敗して大規模な修繕になる。外壁の小さな
ひび割れを見落として、ヒビが大きな亀裂に発展する。など、小さな劣化が大工事を招くことがあります。ダメージが小さいうちにメンテナンスで対応していくことが重要です。
問題が小さいうちに修理をすることで、将来的な修繕費用を抑えることができます。
資産価値の維持
適切なメンテナンスを続けることは、住宅の資産価値の維持にもつながります。
住宅は大きな資産でもあります。将来、売却する際に老朽化や不具合箇所が目立つと住宅の評価額は当然下がります。
設備の点検や、早めのメンテナンスなどで住宅の資産価値を保ちましょう。
住宅メンテナンスの大事なポイント
定期的な点検とメンテナンス計画を考える
定期的な点検は、住宅メンテナンスではとても重要です。定期的に点検をすることで小さなダメージに早く気付くことができます。
特に、外壁や屋根、水回りなど、ダメージを受けやすい場所は小まめに点検したいもの。年末の大掃除のときや、家を購入した日など、覚えやすい日を決めて点検するのがおススメです。
また、10年単位、20年単位でのメンテナンスを見据えておくこともお忘れなく。
床の張替えや、お風呂の取り換えなど、金額の大きいメンテナンスはいずれやってきます。
大規模なメンテナンスは大まかな計画を建てておき、いざというときの出費に備えましょう。
外壁と屋根のメンテナンス
常に風雨に晒されている外壁や屋根は業者に点検をお願いしておくといいでしょう。小さなひび割れや塗装の劣化を放置すると、躯体に大きなダメージを与えることも。
また、自分では点検しにくい屋根は知らないうちにダメージが蓄積しやすい箇所です。劣化の損傷が進む前の早めの対処で安心して暮らすことができます。
水回りのチェック
キッチンやお風呂、トイレなどの水まわりはトラブルが起きやすい場所。
特に配管など見えないところでのダメージは要注意です。知らないうちに漏水が進み、床材や壁材に深刻な問題を抱えることも。
蛇口からきちんとした水量が出ているか、排水溝はスムーズに流れているか、シンク下の床材は正常か、など日常的にチェックしておきましょう。
異常を感じたら早めに業者に連絡を。
窓や扉のメンテナンス
窓や扉も定期的なメンテナンスが必要です。
長く使うほど、サッシの機能や安全性は落ちていきます。日頃の掃除を小まめに行うこともメンテナンスのひとつです。
また、ドアのラッチや蝶番、ハンドルは消耗品。閉まりが悪くなったり、開けづらさを感じるようになったら交換を検討しましょう。
また、扉の開閉がスムーズにいかない場合には家の歪みが原因のことも考えられます。
部品の交換で解決しない場合はそういった部分も点検してみてください。
プロの力を借りることの重要性
小まめな掃除や、DIYなど、日常的にできるメンテナンスはたくさんあります。ですが、やはりプロの手を借りることも重要です。
特に、屋根や外壁、水回りなど、専門的な知識や技術が必要な部分では、迷ったらまずプロに相談しましょう。
誤ったメンテナンスでうかつに家にダメージを与えてしまうことになっては大変です。
メンテナンスもですが、定期的な点検もプロにお願いをすると安心です。
この記事のまとめ
適切なメンテナンスで快適な暮らしを
建物の寿命を延ばし、修繕費用を抑えるために、住宅メンテナンスは欠かせません。小まめな清掃から、長期的なことまでメンテナンスとひと言で言っても内容は様々。
居住年数や現在の住環境を一度じっくり見直して、大切な住まいをしっかりとメンテナンスしていきましょう。
ダメージを受けやすい外壁や屋根、水まわりではプロの力を借りることもお忘れなく。適切なメンテナンスをすることで、より愛着ある我が家に繋がっていきます。