オープンキッチン＆リビングとオープン階段で広々と暮らせる家
土地の形状や大きさ、法規制によっては、狭小住宅になってしまう場合もあります。思ったよりも小さな家として仕上がったとしても、設計によっては広く使える工夫が多くあります。今回の実例は、狭小住宅でありながら駐車場を確保しており、オープンキッチンやリビング階段など、さまざまな工夫によって広々と暮らせる家が実現しました。
オープンキッチンで広々空間に
土地の形状や大きさ、法規制によっては、狭小住宅になってしまう場合もあります。思ったよりも小さな家として仕上がったとしても、設計によっては広く使える工夫が多くあります。この実例は、狭小住宅でありながら駐車場を確保しており、さまざまな工夫によって広い空間が実現しました。
住宅設計において重要なポイントの1つであるキッチン。この実例では、オープンキッチンにしたことでリビング・ダイニング・キッチン（LDK）の3つの空間を大きく広げることができました。オープンキッチンにしたことで家族を見渡せるメリットもあり、家事をしながらリビングで過ごす家族を感じられます。
オープン階段でリビングを視覚的に広く
リビングに隣接したオープン階段は、リビングの空間を広くするだけではなく、木製格子がデザインのアクセントとなり、ワンランク上の空間が実現できます。また、オープン階段にすることで家族間のコミュニケーションが活性化するでしょう。例えば、子どもが成長するにしたがい自分の部屋で過ごすことが増えたとしても、リビングを通る生活動線のため、家族と触れ合う機会が自然に増えます。さらに、オープン階段は家全体の通気性を良くするため、熱効率もアップし、家全体を長持ちさせます。夏はリビングの窓と2階の居室の窓を開けると、気持ちの良い風が通り抜け、こもった空気の入れ替えも簡単にできます。リビングを見渡すと、ナチュラルな木目調と白いクロスが調和し、やさしい雰囲気の特別な空間になりました。
外壁には白いサイディングを全体的に使用しているため、清潔感があります。さらに黒のサッシや見切りなどのポイントを設けることで、引き締まった印象の家が完成しました。これからも長く暮らしていく大切な住まいだからこそ、すみずみまでこだわり、想いが詰まっています。
